CVIC心臓画像クリニック飯田橋は2009年の開業以来、日本初の世界でも珍しい心臓特化型画像センターとして、累積7万3,000人を超える多くの患者の心臓MRI検査、心臓CT検査を実施してまいりました。

心臓MRI検査件数は、日本全体の約10%をこなし、世界でもトップ5に入る検査件数をこなしてきました。CVICでの心臓画像検査により、これまでには気づかなかった重症な心臓病や、より初期段階の心臓病を発見し、適切な治療･予防医療への橋渡しを行って来ました。CVICの取り組みは、国内･海外で注目を集め、国内メディアにも頻繁に取り上げられています。
　これら豊富な心臓画像診断の経験から、心臓画像検査の有用性を更に発揮させるには、従来のCVICでの心血管画像検査から、より新しい検査の枠組みが必要だと感じるようになりました。

　この度、新しい心臓･脳ドックメニューとして導入するのが、高感度血液検査の組み合わせによる｢血液バイオマーカー検査｣と、個人の心臓病のリスクや身体の状態に合わせた｢パーソナライズド(カスタマイズド)心臓検査｣の2つになります。

｢血液バイオマーカー検査｣には、オンラインや電話での後日総合結果説明と具体的なアドバイス、3ヶ月後のフォローアップも準備しました。

高感度血液検査の進歩により、従来の正常･異常ではなく、正常値を更に細分化し、将来のリスク予測まで可能になりつつあります。

検査･検診は、受診するだけでは意味がありません。その検査結果を、日々の生活習慣、将来の疾病予防に役立てることで、初めて有用性が発揮できると考えています。｢血液バイオマーカー検査｣により、具体的な目標値を設定し、対策を個別に検討することで、皆様の心血管の健康維持のために役立つことを願っています。